2009年09月21日
「Ray/レイ」レイ・チャールズの苦難の半生を描いた映画
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「We Are The World」を観て、すごいメンバーに驚いたのですが、その中でもレイ・チャールズが「生きる伝説」のように他のミュージシャンから尊敬されていました。
そんなレイ・チャールズのことをもっと知りたくて、盲目の天才・レイ・チャールズの人生について描いた伝記的映画「Ray/レイ」を観ました。
1930年9月23日にレイ・チャールズは生まれました。
レイ・チャールズは6歳の時に弟を亡くしています。
自分と一緒に遊んでいた弟が桶の中の水に落ちて、そのまま帰らぬ人となってしまいました。
この弟の死が、その後のレイ・チャールズの人生にとって、片時も離れることのないトラウマになってしまいます。
しかも、この弟の死後9ヵ月後に緑内障という病気のため、レイ・チャールズは失明してしまいます。
レイ・チャールズの母親は、そんな彼を決して甘やかすことはなく、国の施しを受けずにも一人で生きていけるようにと、厳しい教育をしました。
そして、そんな母親の教えをもとに、1947年、17歳の時にシアトルに旅立ちます。
そして、このシアトルではクインシー・ジョーンズと出会っています。
レイ・チャールズはクラブで演奏しながら生活を立てますが、目が見えないことをいいことに、出演料をごまかされたりしました。
だから、彼は1ドル札で出演料を払ってくれる人を信用しました。
1ドル札なら、何枚か数えるだけで金額が分かるからです。
また、レイ・チャールズは女性の手首を触って、その人が美人かどうかを判断しました。
彼の天才的な演奏に酔いしれた女性たちが、ライブの後に近寄ってくるからです。
そして、レイチャールズは、盲目という孤独に耐えられずに麻薬に手を出し、その後の彼の人生を大いに苦しめることになりました。
特に、家族は非常に苦しみましたが、彼を見捨てませんでした。
そして、レイ・チャールズは更生施設に入り、麻薬中毒を乗り越えました。
目が見えないのにミュージシャンとして生きていくことすら、すごいことなのに、彼の挑戦はまだまだ続きます。
彼は、新しい音楽を生み出すために、ゴスペルとR&Bを融合した音楽を創り出しました。
ゴスペルを大胆にアレンジしたので、敬虔なクリスチャンからは非難されてしまいましたが、それでも彼の音楽を創り出す魂はなくなることはありません。
黒人差別が激しい時代に、黒人客に対する差別があるコンサート会場でのライブはキャンセルしたりなどなど。
レイ・チャールズ役を演じたジェイミー・フォックス(Jamie Foxx)は、この映画で2004年度のアカデミー主演男優賞を受賞しました。
ジェイミー・フォックスをこの役に選んだのはレイ・チャールズ自身だそうです。
そして、映画撮影中には、ジェイミー・フォックスの素晴らしい演技をみて、「あんたは俺の後継者だよ!」とレイチャールズは賞賛の言葉を送っていたそうです。
しかし、そんなレイチャールズは2004年6月10日に73歳でこの世を去りました。
完成された映画を観ることはなかったそうです。
この映画「Ray/レイ」を観て、もっとレイ・チャールズのことを知りたくなりましたね。
生の演奏をこの目で見たかったですが、それはもう適わない思いなので、DVDなどでレイ・チャールズの演奏を楽しみたいと思います。
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